長谷川栄雅と「日本の美」

2020.08.29

二十四節気・白露

九月七日からは、二十四節気・白露。夜が涼しくなり、月が美しく眺められる季節です。

 

古来から日本人は、日ごと姿形を変える月を愛で、月見を楽しんできました。池に小舟を浮かべて、詩歌や舞楽を楽しむ宴が饗されていた奈良・平安時代。人々の手に持たれた盃にも、きっと美しい月が映っていたことでしょう。

 

日本酒は四季の移ろいに応じた楽しみ方のある、豊かなお酒です。まずは旬の肴とともに、秋の月見酒。そして冬の雪見酒、春の花見酒と、四季折々楽しんでみてはいかがでしょうか。