長谷川栄雅と「日本の美」

2020.08.14

花火の一生

花火は日本の夏の風物詩。見応えのある花火大会はもちろん、手軽に楽しめる家庭用の花火も良いものです。火の玉を先に落とさないように競う線香花火は、はかない火花が、夏の情緒を感じさせます。

 

ほんの数十秒間の煌めきには、それぞれ名前がついていて、点火して「蕾」、やがてバチバチと火花が走り出すと「牡丹」、勢いを増し「松葉」、火花が落ちてゆき最後を迎えるころは「散り菊」と呼ばれます。まるで人間の一生のよう。

 

家族がわいわいと花火を楽しみ、その側で冷酒を傾ける。日本の夏の、豊かなひとときです。