2020.06.24
フラワーボックス発売記念│中村俊月氏インタビュー vol.2 美しさの本質を、日本酒とともに
後編となる今回は、フラワーボックスの発案に至った経緯や、長谷川栄雅とのコラボレーションに対しての想いをお聞きします。
―花をボックスのかたちで贈るというコンセプトを思いつかれたのは、どのような経緯でしたか?
パリで働いていたお店が帽子の箱に花を詰めるボックスアレンジの発祥のお店でした。
丸い帽子の箱は形がかわいいだけではなく、ワクワク感があります。帰国後日本文化に置き換えようと桐箱のボックスアレンジを作ってみたり、いかに表現するかを模索していました。
今回は長谷川栄雅の世界観を表現するのにぴったりだと思いました。
―今回の長谷川栄雅とのコラボレーションは、どのようなテーマで作成くださいましたか。
ボックスアレンジ発祥のお店でボックスアレンジを作り、そこで学んだ経験をいかし、長谷川栄雅の「日本の美しさの本質とは何か。」という問いに対するひとつの答えのつもりで、日本の花の美を表現しようと作成しました。
一輪一輪異なる表情を持つ花々の美しさを、いかに伝えられるのかという部分を大切に考えつつ、いけばなの捉え方を再解釈しました。
―どのように使っていただきたいですか。
ぜひ長谷川栄雅のお酒と共に送っていただきたいと思っています。
花を肴に酒を愉しんでもいただきたいです。長谷川栄雅の世界観を、視覚でも感じていただきたいですね。
【価格】
・陽(生花) ¥16,000+税
・月(生花) ¥16,000+税
・陽(プリザーブド) ¥32,000+税
・月(プリザーブド) ¥32,000+税
花材の種類は季節により変わります。
サイズ:310×90×H100mm
<中村俊月氏プロフィール>
1975年 横浜生まれ。華道相阿彌流師範。日本伝統の美学とヨーロッパのクリエイティビティが融け合い、昇華された独特のスタイルが特徴。白金に構えるアトリエ「GOLDEN SYUNKA」は長谷川栄雅六本木店舗のいけばなも担当。