長谷川栄雅と「日本の美」

2020.05.18

二十四節気・小満 山田錦の田づくり

五月二十日からは、二十四節気の小満。万物が次第に満ち、木々の若葉も繁るころです。

 

山田錦特A地区である兵庫県加東市小沢地区の田んぼでも、根付いた苗が若緑色に輝きます。

 

苗はまずハウスなどで育苗され、田起こし後のなめらかな泥になった田んぼに植えられます。田んぼで根付けば、根本にある節から新しい根や葉、茎を出し大きくなっていきます。

 

その先に穂がつくのですから、お米がとれる量にかかわる大切な時期のひとつ。稲が水をしっかり吸うように、最善の管理がなされます。さわやかな風と太陽の光を浴びて、今年も元気な山田錦となることを祈ります。