長谷川栄雅と「日本の美」

2020.04.02

桜の色のひみつ

世の状況が如何でも、桜は満開。薄紅色の花びらが、美しく咲き誇ります。

 

日本人のみならず、世界の人々を魅了している桜。

 

この桜の色は、アントシアニンという色素によるもの。桜の種類のほか、環境によって違いがでます。紅葉と同様で、光と気温が大きく関係し、低温で且つ光をたっぷり浴びた桜は濃い色になるのです。

 

よって西日本の桜は比較的白っぽく、北海道や東北の桜は色が濃い。そのため、地域により人々がイメージする「桜の色」は異なるそうです。

 

皆さまのそばで咲く桜は、どのような色を見せてくれているでしょうか。

 

参考文献:勝木俊雄「桜の科学」サイエンス・アイ新書