長谷川栄雅と「日本の美」

2020.04.12

四月の旬、筍

「旬」とは、十日間を意味します。たけのこは、芽が出てわずか十日程で竹に成長することから、「旬」を使い「筍」と書きます。

 

四月となり、風味豊かな生の筍が手に入る時期となりました。えぐみが出ないよう、掘り立てを出来るだけすぐ下茹でします。水に浸して冷蔵庫で保管すれば、一週間ほど、美味しくいただくことが出来ます。

 

旬の食材をいただくことは、四季があり、海の幸山の幸に恵まれた日本ならではの、とても豊かなこと。味が良いだけでなく、栄養面でも優れます。春に萌え出る山菜は生命力に溢れ、体の代謝を高めたり、疲労回復にも効果があるとか。

 

春の日の晩酌に、筍の若竹煮と日本酒など、いかがでしょうか。

 

参考:講談社編「からだにやさしい旬の食材 野菜の本」