2020.03.08
古来からの酒器、盃
「盃」は、日本において、平安時代から使われている器です。
平安時代の宮中行事や制度をまとめた法典「延喜式(927年)」にすでに登場し、当時は汁物や飯物にも使われていました。
現在は日本酒を飲むために用いられますが、結婚式の三三九度などの儀式や神事、競技の優勝者に贈られる賜杯としても使われます。
材質は、木に漆を塗った漆器、陶磁器、ガラス、金属など様々。口当たりはそれぞれ異なります。その日飲む日本酒の味わいや、好みに合わせて選ぶのも一興です。